1964年東京五輪の聖火台、川口市で点火

点火式、成人式で点火

1964年東京五輪で使われた聖火台の点火式が10月6日に、製作した「鋳物の街」埼玉県川口市にあるJR川口駅東口の駅前広場で、最大直径2.1メートル、重さ4トンの聖火台に火がともされました。

川口市は、鋳物産業が発達し、キューポラ(鉄の溶解炉)の街として知られました。吉永小百合主演の1962年の映画「キューポラのある街」の舞台です。

聖火台の製作は、この川口の鋳物の名工、鈴木萬之助・文吾親子(ともに故人)が引き受けました。

聖火台は製作途中で倒れ、萬之助さんは失意のまま倒れて1週間後に亡くなりましたが子供の文吾さんが意志を引き継ぎ、兄弟や市内の職人らが力を合わせ完成させました。

又、1月13日に開かれる成人式に合わせ、新成人らがJR川口駅東口のキュポ・ラ広場の聖火台に点火されます。時間は午前11時から正午までの1時間で、新成人6098人に向けて、川口市が考えた特別プレゼントの事です。

展示されている聖火台は58年東京で開催されたアジア大会のために、製作し、64年東京五輪の聖火台になりました。2011年の東日本大震災の被災地を励まそうと、宮城県石巻市など東北各地を回り、昨年10月に製作から61年ぶりに川口市に帰り、川口駅前に特別展示され、今年3月には、東京の新国立競技場に戻る予定になります。

(有)吉村不動産

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