リノベーション前提で中古住宅購入が多数

リノベーション前提で中古住宅を購入が8割弱

アットホーム㈱のマーケットリサーチによりますと住宅を購入する際、最初に検討したのは新築・中古のどちらかを単一回答で聞いたところ、「中古」が68.9%と約7割を占め、「新築」は12.3%にとどまった。

また、リノベーション前提で中古住宅を購入した人は、77.0%となり、「新築を諦めて中古を選んだのではなく、最初からリノベーションを視野に入れ中古住宅を購入していることが分かった」としている。

購入を検討し始めた当初の中古住宅へのイメージを複数回答で聞いたところ、ポジティブなイメージでは「価格が手頃」83.8%、「立地が良い」54.0%が上位となり、「最初からポジティブなイメージを持っている方が多いことが分かった」という。一方、ネガティブなイメージでは「見えない瑕疵がありそう」41.4%、「耐震性がきちんとしているか不安」39.2%が上位となり、見えない部分が気になるようだとしている。

 

リノベーション費用平均、マンション購入者で456万円、一戸建て購入者で672万円

購入した中古住宅のリノベーションに踏み切った理由を複数回答で聞いたところ、「内装を自分好みに変えたかったから」65.0%が最も多く、次いで「間取りを変えたかったから」37.5%、「新築の注文住宅よりも安くカスタマイズできるから」29.8%の順となった。また、リノベーションをする際に新しくした部分(内装)を複数回答で聞いたところ、「壁紙を変えた」73.5%が最も多く、次いで「床の素材を変えた」58.3%、「和室から洋室に変更した」38.2%の順となった。

リノベーションをして良かったと思うかを単一回答で聞いたところ、95.5%が「はい」と回答している。

リノベーションに掛かった費用を聞いたところ、既存中古マンション購入者では平均456万円、既存中古一戸建てでは平均672万円だった。住宅購入費とリノベーションに掛かった費用の総額は、それぞれ平均2,857万円、平均、2,507万円で当初予算より中古マンションでは446万円、中古一戸建て購入者では367万円多く、当初予算よりお金を掛けてリノベーションする傾向が見られ中古住宅を検討される方が多くなっております。

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