川口市の地ビール 祭典に初挑戦

クラフトビール、川口の味をアピール

川口初の自家醸造ビール造りに挑戦している川口ブルワリーさんが、8月30日から9月3日までさいたま市で始まっているクラフトビールの祭典「けやきひろば 秋のビール祭り」に初参加。全国各地のビールにまじり、「川口の味」をアピールしている。

作り手の方が本格的にビールを造り始めたのは川口幸町の川口ブルワリーが開店した2015年11月からでそれまでは岐阜県と和歌山県の酒蔵で数年にわたり日本酒造りに取り組んでいた。「米から酒を造るすべてを経験し、最初は右も左もわからず昔ながらの蔵での作業は大変でしたが、出来たての酒を飲んだ時は本当に感動しました」と言われておりました。

 

造り手の方は、川口生まれの川口育ちで酒造りは脱サラで飛び込んだが、地域の米や水を使い、地域の人たちに日々飲まれる、日本酒の世界に魅了された。ビールに着目したのは、日本酒より多様な味に挑戦出来ると考えて、郷里川口にクラフトビールを出すレストランを開く計画があるのを知り「川口初の自家醸造ビール」の造り手として応募した。

 

「川口は鋳物ばかり強調されますが、江戸時代から味噌など醸造の文化と歴史がある町で以前はサッポロビールの工場もあり、地元の人が生活の中で親しめる、飽きないビールを造りたい」とのこと。

店では店長とともに、埼玉県産の小麦を使ったピザを提供するなど、メニューにも工夫を凝らし、これまで店で自家醸造したのは「川口御成道エール」「荒川サンセットIPA」「ホワイト・リリー・ヴァイツェン」など5種類で県産のゆずを使ったり、苦みを抑えたり、多様な味に挑戦している。のどごしを重視するラガービールと異なり味わうタイプのビールとのこと。

ビール祭りは日本有数のクラフトビールの祭典でさいたまスーパーアリーナに国内外の約100店が集い、400種以上のビールをふるまい、川口ブルワリーは4種(各500円)に加え、4種飲み比べセット(千円)を出し、県内からは川口の他、川越市や所沢市、小川町などから自慢のビールが顔をそろえる。

 

実店舗は川口市幸町で川口エリアの賃貸物件にお住いの際は川口の地ビールを味わってみてはいかがでしょうか。

このページの先頭へ