蕨市立中央小6年生が日本こども映画コンクール優秀賞

高齢者への思いやりがある蕨 」がテーマ

小中学生が制作した映画作品を対象にした「第1回日本こども映画コンクール」(毎日映画社主催)で、埼玉県蕨市中央6丁目8番25号所在の蕨市立中央小学校6年生の「愛情いっぱいババパンマン」(30秒)が優秀賞を獲得した。「高齢者に優しいまちを」との願いを込めた作品で、全国117の応募作品から選ばれた。制作チームのメンバーは「大勢の人に見てほしい」と受賞を喜んでいました。

同校の児童は総合的学習の一環で蕨の歴史や文化などを学んでおり、今回は6年生の2クラス計47人が「蕨の良さを多くの人に知ってもらおう」を2学期のテーマに決め、市の魅力発信の手段としてCM映像を制作することにした。

7,8人が1チームとなり、協力しながら企画や絵コンテを作り、撮影や編集に取り組んだ。作品は、日本一収穫が早いとされるリンゴ「わらびりんご」を題材にした「蕨りんごサイダー」や、日本一小さなまち蕨を紹介する「コンパクトシティ蕨」など2クラスで計6本を作り上げました。

「愛情いっぱいババパンマン」は、ディレクター役の児童ら7人の作品でみんなで話し合い、「高齢者への思いやりがある蕨」をテーマに決めた。ヒーロー役は、子どもたちが大好きなアニメ「アンパンマン」から発想した「ババパンマン」でおばあさんとぶつかりながら、そのまま立ち去ろうとした若者を改心させるため、「ババパンマン」が活躍するストーリーとなっています。

「ババパンマン」役の児童さんは「役を演じて、自分も高齢者に優しくしようと思った」、ディレクターの児童は「他の作品も見て、知らなかった蕨のことも分かり、いい経験になった」と振り返った。

「ババパンマン」はネット上で公開され、閲覧した保護者からも高い評価を得たという、担任の教諭は「映像制作を通じ、地元の愛着が芽生えればうれしい」と話されていました。

www.youtube.com/watch?v=pHvlIBpYOsc

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